まりこんぶ

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FUJIFILM X-T30を購入した話~購入に至る葛藤~

まりこです。

 

さっそくですがカメラについて書こうと思います。
なぜかというと、久しぶりにカメラを購入したためです。

 

今回購入したのは FUJIFILM X-T30 という機種。今年発売されたばかりの新機種です。

 

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で、知っている方は知っていると思いますが、私オリンパスユーザーなんですよね。
6年ほどOM-D E-M10(しかも初代。もうMark3出てる)を持っているんですが、買い替えではなく、買い増しです。
なんてこった、まさかのミラーレス2台持ちになってしまいました。

 

今回は、フジを購入した理由を書いていきます。数か月悩んでいたので長いです。

 

私はOM-Dを6年間使い、本当に色々な写真を撮ってきました。レンズは主に25mm F1.8や45mm F1.8などの高コスパレンズ。あと75-300mmなんていう、換算最大600mmなんていうとんでもない焦点距離のレンズで野球選手を撮ったりもしてました。F4.8-6.7ですけど…。

軽くて持ち出しやすく、使いやすいインターフェース。また手振れ補正がエントリー機にしてはしっかりしており、見た目もかっこいい。この間グリップの一部が壊れてしまいましたが、それを機に買い替えをすることなく、修理に出して使っているくらい大好きなカメラです。

 

そんな大好きなOM-Dですが、ここ1年くらいで、私がメインで使っていた25mm F1.8の描写に不満を感じるようになってしまったんです。明るい単焦点で、軽く、換算50mmで使いやすい画角という、オリンパスのレンズでは特に使いやすいと言われる1本なのですが。

 

ちなみに実際に撮った写真はこんな感じ。

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で、今年の春、ルミックス20mmF1.7という、描写力に優れた「神レンズ」とよく言われてるレンズを手に入れました。

 

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(AF遅すぎてポートレート撮ったことないです。 )

 

 

 

確かに25mm F1.8よりなんだかドラマティックに映る気がする。でも、何かが物足りない。奥行きがないというか、なんだかのっぺりしているように感じる。

 

カメラというのはそういうもので、次々欲が出てきます。もっといい機材で写真が撮りたい。そこで私は新しいレンズの購入を検討しだしました。候補に挙がったのは以下の2つです。

 

・M.ZUIKO Digital ED 12-40mm F2.8 PRO

→換算24-80mmという標準域を、F2.8通しで撮れちゃうという、OM-Dユーザなら1度は購入を検討するであろういわゆる神レンズ。めちゃくちゃ寄れるんですよね。見た目もカッコよく、重さも許容範囲。付属の花形フードもかっこいいんです。

 

 

・M.ZUIKO Digital ED 25mm F1.2 PRO

→F1.8でアカンならもっと明るいレンズなら、立体感のある、ボケも強烈な写真が撮れるのでは?と思い候補に。作例も好きなものばかり。見た目も12-40mmに似ていてかっこいい。(見た目重視)

 

 

さてどっちにしようかな、と悩んでいたのですが、ふと私の中で1つの疑問がわいてきました。これらを購入したことで、私の撮りたい画は本当に撮れるのか?という、純粋な疑問です。

これらのレンズは前者は約7万円、後者は約12万円します。前者は通しレンズとはいえマイクロフォーサーズのF2.8。絶対後々明るさに不満が出るだろうなとは思ってました。では明るいレンズならいけるんじゃね?と後者を候補に挙げたのですが、この高級レンズを買って満足できなかったら私は一体どうすればいいのか?E-M10ではなく、フラッグシップであるE-M1 MK2を買えば解決するのか?

 

しかし、E-M1は私にとっては大きく、重すぎるカメラのため、いくらいい画が撮れると言われたとしても、どうしても購入の候補に上がりません。E-M5もいいカメラですが、E-M10より手振れ補正が効いて防塵防滴、バリアングル撮影ができるくらいにしか差を感じないため、買い替えの意味をあまり感じることができません。(※どれも私にとってはそこまで必要だと感じない機能のため。)

また、購入を検討したレンズは2本ともかなり重いレンズです。小型で気軽に持ち出せることがメリットのマイクロフォーサーズ機を選んだのに、どんどん機材が重くなっていく…。(※一眼レフのフルサイズ機に比べればとっても小型です。)

 

高級レンズを買い、将来的にボディもフラッグシップに替えるのか。それとも映りに少しだけ不満を感じる機材でこれからもやっていくのか。

この2択を長い間悶々と悩んでいました。

 

そしてたどり着いたのが、マウント移行という選択肢でした。

E-M10もずいぶん長いこと使ってきたので、そろそろ新しいカメラが欲しいと思っていた時期でもあったため…。

 

条件は

・ミドル機(ハイアマチュア機)であること

(スポーツモードとかそういうのいらない)

・小型軽量であること

F値が低い換算50mmくらいの良い単焦点レンズがある

・レンズが高すぎない

・見た目がかっこいい←何回言うねん

 

小型軽量を希望している時点でミラーレス前提で調べたのですが、なかなか上記条件を全て兼ねそろえたカメラを見つけることができず、悩みました。

しかし、そこで見つけたのがフジのX-T30だった、ということです。

 

・X-T3という富士最新フラッグシップ機と同じ写り

・小型軽量

・35mmF1.4の「神レンズ」がある

単焦点レンズのバリエーション豊富、値段もなんとか手が届く

・見た目がかっこいい

 

いや、あの、お前一体何のためにカメラ持ってるの…?と言われそうですが、だって身に着けるものだったらぜったいかっこいいほうがいいじゃないですか。そのほうが愛着湧くし。

そしてOM-Dを長く愛することができているのも、その見た目のかっこよさというのも1つのポイントだったりしました。

 

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めっちゃかっこよくないですか~~~~~~~~~最高~~~~~~~!!

フジのカメラはどれもクラシックでかっこいいですよね。

で、レンズは今回このカメラを買うきっかけにもなった、35mmF1.4にしました。

 

 ※本体のみ

 

 

FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R
 

 

ちなみに本体、レンズ、Kenkoのそこそこのレンズプロテクター、画面保護フィルタ合わせて16万円くらいでした。

で、キャッシュバックキャンペーン中なので、2万円戻ってきます。実質14万円。安いね!

 

色々葛藤はあったものの、後悔なんて全くなし、富士ユーザーになれたことの喜びを噛みしめて日々カメラを握っています。
それについてはこれからブログで書いていけたらいいなあなんて思っています。