315プロのPになった話(アイドルマスターsideMについて)
私は流行に疎いオタクだ。
理由として、本当に流行に疎いというのもあるが、理由はそれだけではない。
一言でいうと、推しを増やしたくないからだ。
あまり自分の守備範囲を広げたくない(お金がかかるから…)というのが大きい。
なので、自分で新作ゲームやアニメを新規開拓するということはまず無い。
人(主に身内)から勧められたものに手を出してみるというのがほとんど。
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昨今ブームのアイドル作品モノは特にそう。
私の中では、アイドル作品はその走りであるうたプリで止まっていたし、特に男性アイドルモノは興味の対象にもなっておらず、自分には縁のないジャンルなんだろうなと思っていました。
今回テーマにする「アイドルマスターsideM」もそうでした。
ちょうど1年くらい前、会社の同僚が315プロ(sideMのキャラが所属してる事務所です)のプロデューサーであることを知り、
「アルミホイルを纏ってタケノコダンスを踊る元教師ユニットがいる」
という話にあまりにも衝撃を受けたのをきっかけに、色々と話を聞いてみました。
・アイドルモノなのに妙に高齢なキャラが多い。
いわゆる主人公ポジのユニットも28、26、24歳。
・所属アイドル46人全員が、前職からアイドルに転職してきたという設定(Jupiterは同業転職ですけどね)
・前職がだいたい濃い(衝撃だった職業→外科医、公務員、教師)
・Pとアイドルが恋愛関係に発展しない(同人は知らん)
・新規にも優しいP(ファン)が多いらしい
・歌がいいよ!!!!!
この辺のポイントに興味を持ち、飲み会の帰りに酔った勢いでCDをレンタル。
そう、これがはじまりでした…。
同僚からは例のアルミホイル纏った元教師ユニットのS.E.M(セム)を勧められ、DRAMATIC STARS(ドラスタ)とFRAMEはジャケ借り(って言うのかなあ)をしました。
ドラスタから聞いたのですが、
アイドルマスター SideM THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE-02 DRAMATIC STARS
- アーティスト:DRAMATIC STARS,松岡禎丞,神原大地
- 発売日: 2015/04/15
- メディア: CD
「STARLIGHT CELEBRATE!」「DRAMATIC NONFICTION」
曲から、歌詞から伝わるひたむきさ、輝き。驚き。今でも覚えています。
ドラマではいつも輝さんと桜庭がケンカしていて、いい歳こいた大人がケンカばっかりしているのってどうなの…と思いつつも、曲がとにかくよくて一番リピートしていました。
FRAMEもなかなかつらい過去がある3人ですが、さわやかでかわいくて、CDを手にしてからすごく好きになりました。筋肉担当良い。
セムは最初は笑いから入ったものの、元教師だし3人中2人は30overというなかなか厳しいところで全力で、本気で頑張っている姿に心打たれました。そしてかっこいい。アルミホイルなのに。
そう、借りた曲がどれも、とてもよかったんです。(当たり前ですが)
そして全員歌がうまい、歌詞もいい。
付属ドラマも長すぎず、短すぎず、内容もよくまとまっていて面白い。
彼らを応援したい!
こうしてセムのファンになってから、アプリをインストールし、
ナンジャタウンに行って餃子を食べたり、
どうしてこうなった…………ブクブクブク(温泉に沈む音 pic.twitter.com/zfsm1pB7Xp
— まりこ (@marikombu) 2019年8月28日
アニメを見たり(神アニメだった…)、
そうしているうちに5周年記念曲「PRIDE STAR」が発表されたりして、
リアルタイムでアイドルの活動を見ることって、こんなに楽しいのか!!!
と、気づけば私もプロデューサーになっていました。
そんな中、本当にありがたいことに、2019年10月19日に行われる「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」に参加できることになり、
私はP歴たかだか3か月程度で現地デビューまで果たしてしまったのでした。。。
私がsideMを好きになるきっかけとなったセム、FRAME(あとJupiter、神速一魂)がフルメンバーで出るということで、初現場という緊張もありつつも、本当に楽しみにしていました。
ドラスタは天道輝役の仲村さん以外の方は欠席だから、ドラスタはお預けだな。
いつか現地でドラスタが揃っているところが見れたらいいな…。
そう思っていたら、何度も聞いた印象的なイントロ、DRAMATIC NONFICTIONが流れてきて、本当にびっくりしました。
仲村さんがソロで歌うのかと思ったら、なんとT.M.Revolution西川貴教さんとのコラボでした。
本当にうれしくて、その瞬間、
私ドラスタが好きなんだな…ということに気づきました。
ドラスタ…
— まりこ (@marikombu) 2019年10月19日
そう、私はセムのPではなくファンであって、担当したいのはドラスタだなあ、とそこで気づいたのです。w
ともかく、sideMを好きになって本当によかった。そう思える素晴らしいライブでした。
(他アーティストの方々も本当に素晴らしく本当に一瞬でライブが終わった)
(タケノコダンスできたのは一生の思い出)
楽しかった…ほんとに楽しかった…ほぼ5時間の超長丁場だったけどあっという間だった😭
— まりこ (@marikombu) 2019年10月19日
それから程なくして、
2020年3月7日に行われる、プロデューサーミーティングなるイベントに参加できる機会をいただけました。
あのバンナムフェスから半年以内に、sideMのイベントに行けるなんて!
夢のようでした。本当に幸福で、ありがたく、グッズも注文し、心から楽しみにしていました。
・・・本当なら、昨日は最高のイベントに参加できているはずでした。
新型コロナウイルス拡大の影響を鑑みて、イベントは中止。
イベント2週間前に発表されました。
誰のせいでもない。むしろ中止という判断を運営がしてくれて本当によかった。
そうはわかっていてもすごくつらいですね。
このイベントに限った話ではありませんが、イベント中止で運営が受けるダメージはとても大きいと思います。
これからは、応援したいsideMのためにお金を落としていきたいと思っています。
また好きな作品が増えてしまい財布のことを考えると頭が痛いですが、
sideMのおかげで素敵な思い出が増えたし、これからも応援していくのが楽しみなジャンルができてうれしいです。
個性的な46人のキャラクターは思わず応援したくなる子たちがたくさんいますし、キャッチーな曲が多いのはさすがのアイマスシリーズ!と思います。
ソシャゲはライバルが多くなかなかシビアな世界でもあるので、もっともっとsideMの人気が出ることを祈るばかりです。
なのでもっと曲リリースしてください
今日はカレーパンを食べようと思います。
<おまけ>
本当に楽しかった これからもプロデュースがんばります pic.twitter.com/epgnymNZQD
— まりこ (@marikombu) 2020年1月26日
いわゆるリアル体験ゲームの「THANKS ST@RRY PARTY!!!!!(星ぱ)」にも行きました。
謎解き要素はほぼなかったけどめちゃくちゃ良かったです。他ユニでもやってほしい!